説明しがいのある配色になりました。
あくまでも、私の視点ですがよろしければ。
こんにちは、今日はこちらの生地に使ったデザインの配色の話をしますね。
グリーンはスッキリ感
この色たちがグリーン配色の中にある色です。
こうやってみると結構鈍い色ですよね。
布にプリントされているのをみるともっと鮮やかだと思っていた方多いのでは?
デザインの中に使うときは高彩度の色を使うことは少なく、ある程度彩度を落とした色を選んでます。
彩度をあげると鮮やかすぎたり、ギラギラしすぎて手持ちのものと合わなかったり。
高彩度の物が浮いてしまうのは、自然界のほとんどのも物は彩度がそんなに高くないからだと思います。
人はアースカラーを見て安心したり、癒されたりします。
あまりギラギラした鮮やかすぎる配色は目が疲れてしまうのかも知れません。
緑の配色は紫と緑で明度差を使っています。
その中に、ダークブルーの境界線を入れました。この色です↓↓↓
境界線のグレー
境界線の彩度をあげた色。
この境界線を何色にするか少し悩みました。
暗めのグレーにするか、少し色味を持たせるか。
境界線のグレー (黄色味がかった青)
こういうグレーを雑貨とかに使ったらおしゃれだろうなっていうグレー笑
暗めのグレー (色味のないグレー)
↑↑↑2色のグレーのパターンを実際に試してみた画像がこちら。
真ん中が境界線で、右が採用したグレー、左が、色味のないグレーです。
自分でも、ぱっと見変わらないなと思います。笑
採用された境界線の色はメインカラーの黄緑と馴染んでいます。
近くでよーくみると境界線が緑に馴染んでて、スッキリ感が出ます。
あと、緑をより緑に、鮮やかに見せてくれています。
チャコールグレーの方は温かみを与えています。
少し、赤よりに見えています。緑っぽさが薄くなっています。
まとまりを重視して、青っぽいグレーを境界線に採用しました。
カントリー感を払拭
まず、ベージュを使うのは決めていて、他をどうするかを考えていました。
ベージュは決定
一番避けたかったのはカントリー感。
手書きで可愛らしい雰囲気で、イエローベースでまとめたら、カントリー感しかない。。。
薄いブルーベースのピンク
どうカントリー感を払拭しようかと思い、やっぱりブルーベース入れます。
青みがかったピンクを入れて、いいかも♪と思いました。
ベージュが落ち着きすぎを防いでくれて、いいです。
オレンジの存在感
植木鉢のように温かみのある色。
こういう色を一般的にはテコラッタというんでしょうね。
このオレンジのおかげで、ベージュがスッキリ見えています。
なぜか、ベージュがブルーベースぽく見えるんですね。
このオレンジをもっと茶色っぽくすると、ベージュが沈んでしまう。
次に緑
赤も迷ったんですけど、同系色より色相環の中で遠い色を入れて色相の中でメリハリをつけました。
多分、私は同系色の配色よりも、色相でいろんな要素を取り入れるのが好きなんだと思います。
今回の黄色は脇役
この色をどうするか、悩みました。
この色が配色の方向性を決めるような気がして。
青みがかった(ブルーベース)黄色を選びました。
この配色で黄色を使うなら、ブルーベースしかない。
イエローベースの黄色だと、鈍臭くなってしまう。
個人的には、この黄色がいい仕事してくれていると思っています。
さすが黄色。
黄色は計画的に使ってあげて、主役が適任。
と書いた記事ありました。
今回は脇役になってもらいました。
が、黄色は基本王様だと思います。
境界線
境界線はグリーンの配色の境界線で違和感なかったので、そのまま採用しました。
いい色♪
結局、ベージュの配色は6色使っていて、なかなか多いですね。
よくまとまった。