柄と立体

こんにちは、

ヒューヒューではマチ付きポーチの底面の柄を変えています。

シルクスクリーン、オリジナル生地、オリジナルテキスタイル

なぜ?

理由:自然の物は立体の形に沿って柄が入っている

私なりの見解を書いていきますね。

日本では、着物や浴衣で柄と柄の組み合わせを楽しむ習慣もありますし、柄と柄はやってみたいな~と思っていました。

柄をどこで切り替えようかと考えたときに、やっぱり、立体の形に沿って、要はパーツが切り替わるところで柄を変えるのが美しいかな?と思いました。

動物や魚の柄で全て同じ調子で柄が全面に入っている動物は少ない。

シマウマも、体の中心に向かってVの字で線が入っていたり。
人間の頭にもツムジや髪の毛の流れがあるように、立体に沿って模様が入っているんですね。

足の部分も下に行くに従ってフェードアウトしていったり。
お尻の部分は丸みがあって面積が大きくなる分、柄が伸びて線の間隔が広くなってます。

鼻の部分は細いストライプ。頬の丸みに沿って徐々に曲線になっていく様子も美しいですね。

個人的には自然の物は全て美しいと思っています。

虫と爬虫類は苦手ですが。。。

魚や動物の模様はどれも美しいな~と思って見ています。

ほら、魚も部位によってこんなに、色も柄も違います。
顔の部分には小さいドットが入っています。
芸が細かい。

熱帯魚は美しすぎて、ハンドバッグが泳いでるみたいです。

自然の法則に従う

自然の法則からできる動物や魚などの模様に自分の作品も近づけたら、人の目にも自然と美しいと映るのでは。

自然の法則に従う原理ですかね。

そのような理由で柄と柄を合わせたポーチを制作し始めました。

正直、柄と柄を合わせるのは難しかったです。

そこで、行き着いた結論は、主役と脇役の柄を決める。メインで使う柄を主役になれる柄とし、底面に使う柄はサブの役割で脇役に適した柄を使うことにしました。脇役とは、水玉模様などの定番でシンプルな柄。または、テクスチャーですね。

底面と内側で同じ柄を使うことで全体の統一感を出し、全ての箇所で柄を楽しめる作りにしました。

あと、使う色で印象もかなり左右されるので色選びもかなり重要で、大変でもあり、面白い部分でもあり。

横からチラッと柄が見える感じがお気に入りです。

こちらのポーチの制作中の様子をブログにしました。
https://huehue.jp/www-purse/

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